2016年 08月 26日
あの日から一年
妻が自分から「お風呂に入って気づいたが、手足と胸元の肌色が気になる」と
風呂上がりの言葉に「明日診察して貰えば」と気軽な会話が昨年の8月23日
24日開業医に診察。
会社から帰宅し、台所に夕食支度をしている妻に「どうだった」と声を掛ける。
「三条病院への紹介状を渡され明日病院に行ってくる」と手を休めることなく答えた妻。

朝から病院に診察して貰うにこんなに時間が掛かるものかと、正午の時報と共に感じていた。
妻は携帯電話を使用していない為連絡の取り次が出来ないでいた。
3時過ぎに妻から連絡が入る。
「4時から診察の報告があるが、お父さんと一緒に説明するので同席するように」看護婦さんから言われたから病院に来て・・・と少々疲れた声での言葉。
私に同席を依頼することは少々重い病か?疑心暗鬼で病院に入る。

検査疲れか妻の姿勢がそのように見えた。
先生の診断言葉「黄疸が出ているので今日から入院してください」と一言に
妻は「タオル一枚持ってきていないから支度してきます」と言いながらぽつりと一言。「自分の父親と同じ病気か?」と席を立ってドアに向かう。
沿って私も立ち上がった時、先生に呼び止められ座りなおす。
先生の開口一番「何でこんなになるまでほっといた」と問われる。
先生の一言が理解出来ず「先生、ほっといたとは何ですか?」と問い直す自分。
「現段階で余命一ヶ月と診断する状態です」と答えられる先生。
正に谷底に突き落とされた心境・・・そんなばかな・・・今朝も食事の支度をして、自分で車の運転をして元気に病院に一人で診察受けたのに・・・と先生の言葉を受け入れられない自分であった。
妻には言えず、娘に話しながら声が詰まった。あの日から一年の8月25日。
二日後伝えられた病名 胆管細胞癌・食道静脈癌・腹水発症・末期段階と告げられる。
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by ishizaki-kenzan | 2016-08-26 11:36


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