漸く起動修正が進みそれなりの数字は伸びたが、足元を見つめると抜けているところが有り大きな反省が生じていた。社員に細かく説明し協力と理解を求める昨今・・・
目先の数字に惑わされ、早急な決断が災いとなった。
事業承継者に「少しでも良好な姿を見せたい」と、目先の想いが空になった。
引き続き商品を供給しなければならず色々と考える。
朝の目覚めも「こんな段取りは?作業体制は?」と起き掛け早々に脳がフル回転。
枕元のメモ紙に乱書きしては消し、「そこからどうする」の自問自答。
5日某会社が売り込みに見えた。
38歳の若手社長さんが丁寧な説明をされる。
当社の継承者も同席し、商談に立ち会わせる。
私どもの年代は「昔からの付き合い、義理を・・」前面に出して商談に入るが、若手は近代的感覚で「御社のご都合に合わせます」の言葉から商談に望まれた。
全てでは無いが、昔者の考えが随所に言葉として発している自分を「昔者だ」と苦笑した。