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2015年 10月 21日
余命一ヶ月(2)

8月26日 主治医から再度エコー等による診察結果を娘と同席で伺う。
胆管細胞癌と食道静脈癌と診断された。
「当人には、黄疸の進行を遅くするため内視鏡で検査します」の言葉で
明日午後から行う事に証度する。
万が一の願いと私達にはドクターの手に委ねるほかにならない。
先生との打ち合わせを済ませ、家内のもとに重い足を運ぶ・・・
娘の胸中はいかなものか・・・擦れば察するほど自分自身も悲しみがこみ上げてくるのであった。
家内の病室には元気のよい患者?・・透析治療のため入院しているとのことで元来スポーツマンであり、色々な話題を提供して室内を明るい雰囲気に気を配られていた。
そんな雰囲気に、家内も話題に花を咲かせていた。
家内からは思えば一言も自身の病状確認らしい言葉は耳にしなかつた。
ただ主治医から最初に「黄疸」と言われたとき、呟くように「私も父親と同じ病気だね」と漏らした言葉が最初で最後であった。

家内が業務的請求書を発行しておいたことで大変助かるが・・・25日からの事務所は大変な思いであった。
家内は、30数年の事務経験は目を閉じも、何がどこにあるか、400アイテムの価格等も瞬時に打ち込む慣れであった・・が、若手の事務員は外部からのメールのやり取りは得意としているが・・・担当分野の違いが此処に現れた。

「家内は戻れない病気にかかり、社員皆さんの力をお借りします」の言葉に涙ぐむ社員を励ましながら、日々の生活、社会的責務も果たさなければと思い込む日々でした。
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by ishizaki-kenzan | 2015-10-21 09:46
2015年 10月 21日
余命1ヶ月の宣告(1)
8月20日から今日まで大変ご無沙汰致しました。
20日のブログ書き入れて5日目の8月25日午後4時近くに妻から電話がコールされた。
「今、診察終わり先生が貴方にも立ち会って診察結果を報告する」から病院に来るようにとの電話。
昨日24日開業医の先生に診察していただき「紹介するから明日病院に行ってください」と言うことで市内の総合病院に出向き、其の結果が私にも立会を依頼されることは瞬間的に胸騒ぎがする。
かっと言って的を射た答えは見えずに、なんだろう・・・と自問しながら妻の待つ病院に走りこむ。
妻の姿を見ても朝と何ら変わりようが見えず・・・妻は少々不安の眼差しで私を待っていた。
診察室での先生の説明「黄疸が見えるから今日から入院するように」と切り出された。
妻も私も「何が何で・・」と尋ねる目が先生に向いていた。
先生に諭され妻は入院の支度に病室を出ると同時に先生から「チットお話が」と私に声かけられ椅子に座りなおして先生の言葉を待つ私であった。
「何でこんなになるまで放っていたの」と問われる。
妻は結婚して以来、お産以外には病院のベットに就くことなく、季節の風ひきもこれといって寝込む姿も記憶にない。
先生の言葉が瞬間的に理解できず「それは何を指摘されるのですか?」と愚問を問う私。
「奥さんは癌の末期ですよ、診断結果余命一ヶ月と診断致します」の言葉に全身に、冷水と熱湯が瞬間的に降り注ぐのでした。
暫くは、妻の病状を書き留めたいと思います。今日はここでペンを置きます。

30数年前から事務的作業を妻に一任しており、24日・25日と出荷伝票作成に大わらわの日々が繰り広げられた。
さぁこれからどうする。・・・
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by ishizaki-kenzan | 2015-10-21 09:45